よく見る定番の夢2

こんにちは、あおろぼです。

見てくださりありがとうございます。

 

昔、何度も不思議な夢を見ることがありました。

その話をします。

 

初めて見たのはいつだったのか、今では覚えていませんが、小学生の低学年の頃には見ていたような気がします。

とてもシンプルな夢でした。

私はどこかの家の中にいて、ただくつろいでいます。

ふと隣の部屋に行こうと、隣の部屋や廊下に目をやります。

するとそこに蛇がいるんです。

これはそのままにしていたら危ないので、逃がすか捕まえるかしないといけません。

親に伝えようとしたり、自分で網で捕まえようとします。

しかし、蛇のいる場所が正確にわかりません。蛇を直視できないのです。

一生懸命見ようとするも、どうしても見ることができませんでした。

暗闇から急に太陽を直視したような、眩しくて目が開かない、そんな感覚です。

そんな夢を、高校生まで見続けました。

忘れた頃に見る夢でした。

半年か一年に一度くらいのペースです。

何回見ても、直視できず何もできないままでした。

ある日、夢の様子がいつもと少し違いました。

私は古い民家にいました。

玄関を入ると土間がある家でした。

土間には台所もあります。

靴を脱いで上がると、囲炉裏があるような家でした。

家の中には誰もいなく、留守番をしていました。

外は明るくて、時間帯は夕方だったと思います。

いつものように家でくつろいでいました。

ふと土間に目をやると、蛇がいました。

わっ!蛇だ!

そう思った時、あることに気付きました。

直視できているのです。

とても自然で、はっきりそこに蛇がいるのを確認できていました。

ああ、この蛇を何とかしないと...

そう思った時、玄関から土間に男の子が入ってきました。

小学生くらいの、まだ10歳にもならないわんぱくそうな男の子です。

麦わら帽子に白いタンクトップ、そんな田舎の子供らしい格好でした。

無言で入ってきたその男の子は、表情も変えずに蛇をぱっと捕まえました。

そのまま流れるように、蛇を頭からぱくり。

そのままもぐもぐ食べはじめたのです。

男の子の口の動きに合わせて、少しずつ口の中に入っていく蛇を、私はじっと見つめていました。

男の子も、私の方をただ見つめ、蛇を食べ続けていました。

そんなに長い時間ではありませんでした。

食べ終わると、男の子はさっと出ていきました。

あっけにとられながら、目が覚めました。

 

目が覚めて、初めて蛇が見えたこと、そして知らない男の子に食べられたことがとても印象的だったのを覚えています。

 

不思議なことに、この夢を最後に「よく見えない蛇の夢」は見なくなりました。

最後に見たのは高校生か、とにかく成人前でした。

 

何か意味があるのかもしれません。

しかし、よく見えないという点がわからず、昔こんな夢見てたな...と思い出にとどまっています。

 

みなさんは、どんな夢を見ますか?

見ても思い出せない、すぐ忘れるという方は、目が覚めてからその日一日、少しボーッとできる時間や考え事をしながら何かする時、どんな夢だったかなーと思いを巡らせてみてください。

急に思い出せることがあります。

なんとなく覚えている感覚から、芋づる式に出てくることがあるんです。

 

いろんな経験や面白い展開、ドラマや映画のようにとても長いものも見るかもしれません。

ぜひ夢を楽しみましょう。