家庭の在り方について

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こんな記事を見つけたので、思うことを書いてみます。

 

過保護というものはとても難しいです。どこからが過保護なのか。

子育てには、正解というものが無いですよね。置かれている環境(その家庭の経済や地域性等)によって、その時出す結論や子供に与えられる環境も違う。

何が正解かというのは問えないですが、ただ一つ言えることは子供が将来自立できるようにするということだと思います。

いろいろな経験を積ませたり、知識を持たせたりすることも大切ですが、それよりも本人が責任を持ち自分で切り拓いていく力を持たせることが大切なのだと思うのです。

 

そして、過保護とは別に自分たちの価値観を押し付けないことも大切だと思います。それは理念というものとは違い、考え方ひとつでどうにでもなること。特に不平不満や悪口です。

私は不平不満や悪口は、あまり人に言うものではないと思っています。考えをしっかりと持っていて、ブレない立場の人に言うのは良いのかもしれません。聞いてもらうことによって自分の気持ちも整理できます。ですが、親の価値観が影響されやすい立場である子供に向かって、いろんな不平不満や悪口は言うものではないと思っています。

例えば、あの人はこうだああだと、人に対する評価です。Aさんに対してそう思ってなかった人が、Aさんの評価を他の人から聞くと、まるでそれが正しい評価のように広がっていってしまいます。悪い評価は特に気を付けないとと思います。

 

何かに対する不平不満や悪口は、その思いを関係ない人に伝えることで、言った事実や正当性とは別に、聞いた人にその感情による精神的な傷が積み重なっていき、それが成長した後の心の安定に関わってくると考えています。

何かを楽しむ力、良いところを見つける力、自分で考える力、そういう目には見えない財産を積み重ねられる家庭を作れるよう、頑張っていきたいものです。