赤ちゃんの成長について実はあまり知られていないこと
こんにちはあおろぼです。
みてくださりありがとうございます。
平成最後の年に産まれた息子もすくすく成長し、日々楽しませてもらっています。
今日息子を見ていて、これができるようになった、あれができるようになったと考えていたら、そういえばネットで調べれば赤ちゃんの成長による身体や心の発達については書いてあるけれど、実際産んで育ててみて初めて知ることもいっぱいあったなと思いまして。
きっと新生児期の短い間のことで、子育てに必死になってるうちにいつのまにか無くなって忘れていってしまう出来事なんですね。
なので忘れないうちに書いておこうと思います。
私の備忘録なので、赤ちゃんによって個人差があるため違うこともいっぱいあると思います。これから初めての赤ちゃんを迎える方は、参考までにとどめといてください。
生まれてすぐの様子
生まれたての赤ちゃんはしわしわ。そして数日かけて脱皮します。心配なくらい皮がめくれる。退院する頃には落ち着きました。
爪はペラペラですが、どんどん伸びてきました。でもまだペラペラすぎて折れた(?)りして最初の頃は切ろうか迷ってるうちに勝手に短くなってることもありました。
生まれてから3か月までの様子
動きはぎこちなく、いわばジュラシックパークに出てくる小さな恐竜みたいな動きです。
手も足も口も舌も目もまだ制御できていない感じで、目があっちこっち向いたり、手が顔を握った拍子に指が目にグッサリ入ったり。
見ていてイタタタとなりますが、目に入ってもすごいキズにならない限り本人は痛くないので大丈夫らしいです。見かけたら手をどかしてあげた方がいいですけどね...
キズにならないように爪切りをマメにする必要がありました。だけどとにかく爪が伸びるのが早い早い。2,3日のペースで切らないといけないくらい。今でもそうです。
逆に足の爪はしばらく伸びる気配がなくて、初めて切ったのは3か月くらいになってからでした。
赤ちゃんの出す音
産まれたばかりの頃はあーとかうーとか、そういう赤ちゃんらしい声は出ず、出ても小さな恐竜の鳴き声。本当に赤ちゃんから出てるのかと何度も確認してしまうほどです。
部屋の窓を開けるときに聞こえるキュルキュルーって音が赤ちゃんから聞こえてきてました。
あとはちちんぷいぷいの笛の音。
たらーたーらーらーブイブイ
のブイブイが聞こえてきて、思わずテレビを見ました笑
赤ちゃんが出す音といったら泣き声かその恐竜のような音だけだったので、いつになったら"あー"などの人の声らしい音を出せるようになるのかと心配していましたが、2か月過ぎた頃に気付いたら恐竜のような音は出さなくなっていました。どうやって出していたのか今でも謎です。
空腹の判断
産まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨はまだ閉じておらず、柔らかい部分があることは知っていましたが、びっくりしたのはそこを触って凹んでいるとお腹が空いているという目安になるということ。体内の水分が減るからだそう。
研究熱心
赤ちゃんは思った以上になにも知らずに生まれてきます。
何を当たり前のことを...と思うかもしれませんが、私はこのなにも知らない様子を見て感心してしまいました。
手に何かが当たれば握るし、大きな音がすれば体が反応して手足をビーンとのばすし、そうでなくても起きている間手足は常に動いているのに、自分に手があることも足があることも気づいていないのです。
だから顔を強く握りしめてるのが自分の手だと気づいていないし、たまたま口に入ったからと舐めてもそれが自分についている手だとは認識していません。
ある日自分の近くに手があることに気づいて観察し始め、動かせることに気付き、自分の意思で舐めて感覚があることに気付きます。
それがもうひとつあることに気付き、しばらくするとそれを両方同時に目の前に持ってこれることに気付きます。
それから足があることに気付き、体を捻れることに気付く。
これを何日も何か月もかけて少しずつできるようになっていくのです。
この日々何かを発見し何かを習得していく姿は、感動と面白さが純粋に心に入り込み、とても楽しませてもらいました。
私の息子の場合最初に見つけたのは左手でした。生まれて2か月半くらいの時でした。その1か月後右手を見つけ、さらに1か月弱で両手を顔の前であわせられるようになってました。
あまりに真剣に見つめるので、そのうち手に対する論文でも出してくるんじゃないかと思うほどでした。
からだの感覚も自分でも未知のものらしく、おしっこもうんちも、出るときの感覚が最初は気持ち悪いのか毎回大泣き。大抵お腹が空いている訳ではないときの大泣きはうんちかげっぷでした。
授乳スタイル
産まれたばかりの頃は、授乳中の息子は手足をピーンとのばし、姿勢よく飲んでいました。
手を見つけてしばらくすると、おっぱいに手を添えて飲むようになり、さらにしばらくすると押したり叩いたり。
そして現在は叩く&握る。
まるで布でも握ってるかのように皮膚を握りこむので、結構痛いです笑
その時の痛みの度合いを爪切りの目安にしています。
ここからシモの話
赤ちゃんのうんちも面白いです。
誰でもうんちと言えばこんなのという、快便であれば毎日自分で見ていて知っているイメージがありますが、赤ちゃんのは思った以上に綺麗な色をしていました。そして液体です。
産まれたばかりの最初は羊水から作られたうんちなので、真っ黒。ご飯にかけると美味しそう。ごはんですよを思い出します。
それが終わると今度は黄色いうんちが出始めます。この黄色い状態は離乳食が始まるまで続きます。
そしてたまに緑色のうんちをすることが。長くお腹にたまっていたりすると、体内で発酵して緑色になるそうです。心配いらないのですが、鮮やかな緑色なので最初はびっくりしました。
多分赤ちゃんのうんちだけでちょっとした油絵のようなものを描けると思います。
絵を描く場合、放っておくと緑になってしまうので、長期保存はできないかも...なんていらない心配をした事はナイショです。
離乳食を始める前の赤ちゃんのうんちは臭くないとよく言いますが、無臭なわけではなく、別の臭さがあります。
例えば、同じ部屋で誰かがヨーグルトを食べ始めたり、ご飯が炊けたり、生の食パンを食べ始めたら、赤ちゃんのオムツを確認しちゃいます。
そして最初の頃はうんちとおならを別々に出せません。
息子はげっぷがあまりでなかったので、毎日おならがすごく出ていました。
2か月くらいはおならの度にうんちも必ず出ていたし、おむつ替えの最中におならをされ、息子の足側にあった家具にうんちが飛んだことも何度かありました笑
飛距離をなめたらいけません...
うんちはしばらく頻繁に出すので、おむつの消費がすごくて心配してました。
授乳の度に必ずうんちもしていたので、抱き方に気を付けないとおむつから漏れることもしょっちゅう。
最近は私の顔を見ながらうんちをするようになったので、顔をじっと見つめてくれるのを喜んでいいものか複雑な気分ですが面白いので良しとします笑
まとめると
息子はもうすぐ7か月になります。
だいぶ意思も示すようになり、ただうごめいているだけの恐竜の赤ちゃんから個性が出始めました。3,4か月の頃まで眠りの君だった息子は、現在文句垂れの坊に昇格(?)。生まれた時から少しずつ何かを発見し成長していく息子の姿にシュールさを感じ、毎日の成長を楽しみにしています。
もう4か月頃から新生児らしさが無くなってきて、最初の頃の赤ちゃんってこんなのだっけ?という新鮮さは無くなってしまいました。
街で見かける赤ちゃんのイメージと、新生児はだいぶ違うものです。数か月の短い期間だけ見られる貴重な姿。もっとよく見ておけばよかったと、もう後悔し始めています。
初めての育児による不安や焦り、睡眠不足でなかなか楽しめる余裕が出ない時期ではありますが、これから子育ての方、この期間赤ちゃんの姿をよく観察し、是非楽しんでみてください。
赤ちゃんの表情一つで、良く考えたら何でもないことでも涙を流して笑えるかもしれません。
最後に
3か月くらいになってすこしぷくぷくしてくると実感するのですが、斜め後ろから見た姿がどうみてもクレヨンしんちゃんそっくりです。あのしんちゃんの絵は実は忠実だったんだなと、しみじみ感じました。今まで適当な絵だなと思っていましたすみません。