息子が生まれるまで⑤
こんにちは、あおろぼです。みてくださりありがとうございます。
の続きです。
出産へ
予定日の一週間前、先生に呼ばれ、今後の方針を説明されました。
ここ二週間ほどのエコー検査によると、赤ちゃんの頭が少し大きめらしい。私が小柄なこともあり、あまりお腹の中で成長してしまうと生まれにくくなってしまうため、予定日を超過せず生まれるように計画分娩を行うとのこと。
予定日前日に子宮口を広げる処置、当日陣痛促進剤により陣痛を起こし、遅くとも予定日から三日以内には生まれるようにしますと言われました。
そして私の持病もあり、保険適用の和痛分娩になりました。
今までの、無事正期産までもってくれるのかという不安から、一気に無事陣痛に耐えられるのかという不安に変わり、急にドキドキ。
入院中に仲良くなった先輩ママさんの経験を聞くと、促進剤を使う場合、徐々に陣痛が始まるわけではなく、急に強い痛みになっていくため結構つらいとのこと。
そして子宮口を開く処置や、いわゆる内診グリグリは人によっては激痛らしい。そのためもうすべてにビクビク。
説明を受けた後に、一旦内診しますと言われ、そのまま内診グリグリがありました。
その結果、私はそんなに痛くなかったです。深呼吸をして力を抜くことに集中していれば、あれ?先生ちょっと奥を強めに触った?くらいの感じでした。
丁寧な先生なのもあったと思いますが、同じ先生担当の人でも痛い人もいるらしいです。この痛みの強さは先生と自分次第みたいです。
グリグリの効果はあまりなく、その日張りが強めにあったくらいで、次の日にはまた張りのほとんどない状態に戻ってしまいました。
ドキドキしながら処置当日。朝からドキドキして落ち着き無い私に、こういうことには慣れている助産師さん。あおろぼさんは、すぐ生まれそうだね!私取り上げたいなぁ。でも私明日休みだから、明後日まで待ってーと冗談めかして緊張を解いてくれてました。
当の本人である私は早く終わってほしいから待たないわ...と本音を漏らす笑
しかし妊娠から出産、計画分娩の処置に関してすべて初めての経験のため、方針が決まってからというもの、急にいろいろな興味がわいてきた私。
子宮口を開く処置はどういうものなのか、どんなものをどうやって入れ、どうなるのかを先生に事細かく聞きまくっていました。
先生いわく、乾燥した昆布みたいな棒状のものを数本子宮口に差し込むと、それが体液を吸って膨張し徐々に子宮口を押し広げる仕組みだそうで、もちろん今は人工のものですが、昔は本当に昆布を使っていたらしいです。医学の進歩ありがたや。
子宮口を開く処置当日。あまりに私がいろいろと質問してきたためか、先生が入れる前の棒を見せてくださいました。思った以上に細長い!綿棒くらいの太さです。
そして処置。深呼吸しながら無心に。
処置は、棒を入れるところよりも、棒を入れやすくするための器具が広がった瞬間が痛かったです。それでもイテテと少し顔をしかめる程度でした。棒は10本入れました。
これが朝イチの処置。夕方に一旦抜いて、風呂に入った後に再度新しいのを入れ、次の日に抜いてから促進剤です。
朝同様、夕方に抜いた棒も見せてくださいました笑
喜んで見せてもらう私もどうかと思いますが...
綿棒からタバコよりひとまわり太いくらいの大きさに膨らんでいました。
夕方の入れ直しは15本に増えてました。
処置をしてから、お腹全体に鈍痛。
今までのお腹の張りとは違う痛みが少しありましたが、陣痛にまではなりませんでした。
次回、出産の始まりへ。