息子が生まれるまで③
こんにちは、あおろぼです。みてくださりありがとうございます。
の続きです。
妊娠後期 点滴開始
お腹の張りはいつも夜9時前後に頻回になる事が多かったものの、大体3時間ほどでおさまっていました。
ところが入院して一ヶ月経った頃。
また夜にいつものようにお腹が張ってきて、なかなかおさまらない。
いつもは7分~15分くらいの間隔をうろうろしていたのに、その日は2分間隔くらい。
当直医に見てもらうと、子宮頚管長が短くなっていることが判明。
すぐにマグセントの点滴をすることに決まり、内診室から車椅子で部屋に戻され、病室のベッドで待ってるように言われました。
大部屋で消灯時間になる直前だったので、電気を消す時間が遅くなることに申し訳なく感じながら待つこと数分。この時、いつもなら静かな時間帯なのに、この日だけ別の病棟の子供が大泣きしている声が聞こえていて、つられて自分も不安になったのを覚えています。
暫くして準備が整い、夜勤担当の看護師さんが点滴セットを持ってきました。
てきぱきと慣れた様子で点滴をした後、気分が悪くなったら教えてねと一言添えて消灯。
寝たら体調悪いかすぐわからないかも??と思いながらも疲れていたのか即寝してしまいました。
そして朝起きると体がだるいだるい!
足に力が入らず、フラフラしながら朝の支度。
点滴の台に手をかけてしゃがんだらへたり込んで立てないくらいにヘロヘロになってました。
通りかかった看護師さんが気付いてベッドまで付き添ってくれましたが、点滴の効果を確認するまで量を調節できないとのこと。朝御飯のパンが噛めず殆ど残し、昼御飯も殆ど残しました。(何故か一番噛むのが大変なはずのお肉だけ意地で食べました)
この時のマグセントの量は10mg/h
他の人は12とかでも元気にしていたので、人によって全然効きが違うのがわかります。
昼過ぎになり、やっとマグセントの量を減らしてもらえることになりました。10→8へ。
一時間ほどでだいぶ回復。しかしそれからというもの、点滴が外れるまで目の焦点が合いにくい症状に悩まされました。斜視みたいな感じでしょうか?
先生いわく、あまりそういう症状のでる人はいないらしく、私は薬が効きすぎて目の筋肉に影響があったみたいです。
点滴をしはじめたことで、お腹の張らない状態がどんなに楽かということを知りました。
お腹が柔らかいってこういうことか!と衝撃でした。
足取りも軽くなるし、妊娠していることも忘れるほどお腹の違和感がなくなりました。
ただ、常に点滴している必要があったので、どこに行くにも点滴を連れていき、お風呂にも毎回防水処置をしてもらって入るのが大変。血管の外に漏れると刺し直しだし、どちらにせよ週に一度清潔を保つために刺し直し...
点滴とお友達にならないとやっていけませんでした。
次回、出産直前までのお話です。